【エプソムC】マーティンボロ連勝だ
「エプソムC・G3」(15日、東京)
勢いに乗って重賞連勝を狙う。目下2連勝中のマーティンボロが、初の東京遠征に向けて好ムードだ。「力をつけた今なら、舞台はどこでも問題ないよ」と友道師は自信をのぞかせる。
会心の勝利だった。準オープンを勝ち上がったばかりの身で臨んだ中日新聞杯は、10番人気という低評価に反発。昨秋のエリザベス女王杯2着馬ラキシスを、外からしぶとく末脚を伸ばしてとらえ切った。「昨年の秋から着実に体力がアップした。それがうまく結果に結びついたと思う」とトレーナーは振り返る。全兄のフレールジャックは13年の中京記念で故障し、予後不良に‐。同じ中京で、亡き兄にささげた重賞初Vでもあった。
中間は放牧を挟んでリフレッシュ完了。1週前は栗東CWで小柄な馬体を躍動させ、具合の良さをアピールした。「(8月と)遅生まれの馬なので、これからさらに良くなってくると思う。現時点でどんな競馬をしてくれるか楽しみだね」。伸び盛りのディープインパクト産駒に寄せる期待は大きい。