【エプソムC】ディサイファ伸び脚披露
「エプソムC・G3」(15日、東京)
先週末からの降雨で重たい馬場状態にもかかわらず、ディサイファは11日、最後までしっかりとした伸び脚を披露した。僚馬メイショウツチヤマ(7歳オープン)との美浦坂路での併せ馬は、5馬身ほど追い掛け、馬体をほぼ並べてのゴールで4F55秒6‐40秒6‐13秒9を記録。手綱を取った小島良助手は確かな手応えを感じた様子だ。
「時計は遅くなったが、動きは良かった。1週前にも(美浦Wの併せ馬で)追っているし状態面に関する心配はない。今回もいい競馬に持ち込めそうだね」
昨年10月にオープン入りしてからは4、3、2、2着。前走の都大路Sも日本レコードによる決着のなか、しぶとく末脚を伸ばした。過去3勝を挙げている東京コースで、今度こそ重賞初制覇を飾りたい。
「以前はひ弱だった馬が、ここにきて成長している。なかなか勝ち切れないレースが続くが、今回は条件的にぴったり。チャンスは十分にあると思っている」と小島太師も大きな期待を寄せている。