良血馬コディーノ急死 手術後体調悪化
デビュー3連勝で一昨年の札幌2歳S、東スポ杯2歳Sを制し、昨年の皐月賞(3着)などG1でも好走したコディーノ(牡4歳、美浦・藤沢和)が11日、安楽死の処置をとられた。
疝(せん)痛のため先月16日に美浦トレセン内の診療所で開腹手術を行ったが、先週末から熱が上がって状態が不安定になり、11日に体調が急激に悪化。すぐに獣医師が駆け付けたが、既に手の施しようがなかったという。
母に03年京都牝馬S優勝のハッピーパスを持つキングカメハメハ産駒の良血馬で、まだまだ活躍が期待されていた。通算成績は11戦3勝(うち重賞2勝)、獲得賞金は1億6229万4000円だった。
藤沢和師「1週間ほど前に入院馬房から厩舎へ戻り、カイバも少しずつ食べていたのだが…。開腹手術で1メートルくらい腸を切ったからね。まだ若い馬。非常に残念です」