【宝塚記念】ジェンティル右肩上がり
「宝塚記念・G1」(29日、阪神)
状態は右肩上がりだ。G1・6勝馬ジェンティルドンナは11日、アルバタックス(4歳500万下)と併せ馬。ブレのない走りで真っすぐに駆け上がると、最後まで手綱は微動だにせず4F55秒2‐41秒0‐13秒6で併入した。
井上助手は「順調に来ています」と納得の表情を見せる。ドバイシーマクラシック制覇以来、3カ月ぶりの一戦となるが「(海外遠征も)2回目で慣れたこともあると思う。今回の方がいい。(栗東トレセンに)帰ってきてからも調子はいいですよ」と言い切った。
中間はゲート練習もこなしており「結構乗り込んでいるし、体調に不安はない。落ち着きもある。去年は気負った感じがあったが、そんな雰囲気もない」と力強くうなずく。次週の追い切りから、12年オークスV以来のコンビ結成となる川田が騎乗。昨年、1番人気で3着に敗れた初夏のグランプリ制覇に向けて、ピッチを上げていく。