【ボート】主役は王者松井!死角なし
「尼崎センプルカップ・G1」(14日開幕、尼崎)
今年もボートレース尼崎の周年記念シリーズは6月開催。14日開幕で19日まで熱戦が繰り広げられる。「G1・開設62周年記念・尼崎センプルカップ」としては2回目となる。ボート界の“王者”松井繁(大阪)を筆頭に、地元尼崎軍団からは鎌田義、吉田俊彦、魚谷智之、金子龍介、藤岡俊介らが参戦する。
“王者”松井が堂々の主役だ。今年は2月の住之江G1近畿地区選を制すと、当地のSGボートレースクラシックも制覇。続く5月の津G1で優勝するなど、充実度はNo.1。加えて尼崎実績も申し分ないとくれば、もはや死角はない。年末のグランプリの初日好枠へ向け、賞金加算に集中していく。
松井撃破を狙うのが兵庫軍団。中でもクラシックで優出した鎌田(2着)、吉田俊(5着)に注目。SGでのリベンジはG1で、という気持ちは大きいだろう。手腕確かな魚谷智、昨年優出5着の金子もV獲りへ意欲満々。また地元強豪がそろったGWシリーズで優勝戦1枠を手にした藤岡にも期待が集まる。尼崎では自慢の速攻力が威力を増すだけに活躍必至。しぶとい芝田、勢いに乗れば怖い山本隆、近畿地区スター・高野もシリーズをにぎわせる。
直近のSG・オールスターで優出の丸岡、茅原も勢いに乗って乗り込んでくる。F後ながらも今年のクラシックで存在感を示した白井もV争いに参加。グランプリ出場を目指す新田、毒島、峰ら若手も虎視たんたん。優勝した徳増を筆頭に吉田弘、浜野谷ら昨年のファイナリストも怖いし、記念では安定した活躍を見せる田中、坪井、前本、中島や、女子レーサーの平山、魚谷香、長嶋らも優勝戦線を盛り上げる。