【函館SS】オリオン及第点の走り
「函館スプリントS・G3」(22日、函館)
スマートオリオンは18日、函館芝でアンチュラス(5歳1000万下)を8馬身ほど追走。ジリジリと差を詰めて直線はインへ潜ると、ゴール前で測ったように併入した。時計は5F64秒0‐37秒0‐12秒3。調教をつけた三浦(レースは武豊)は「体がふっくらと戻ってパワーアップした感じ」と及第点を与えた。
不良馬場の高松宮記念(7着)を使ったダメージは大きかったが、リフレッシュ放牧で立て直した。快進撃を続けた昨秋から今春当時と比較するのはやや酷でも、一応の態勢には仕上がった印象だ。「いいケイコができたね。リフレッシュして元気いっぱいで帰ってきた」と鹿戸師。「まだ伸びしろのある馬」と、2戦2勝の函館で反撃に転じる構えだ。