【宝塚記念】バリアシオン期待に応える
「宝塚記念・G1」(29日、阪神)
狙うは頂点のみだ。G1・2着4回のウインバリアシオンが、上半期のグランプリで悲願達成をもくろむ。「変わりなく順調。長期休養の前は、ひ弱なところがあったが、6歳になって、やっと実が入ってきた感じがする。そろそろ女神がほほえんでくれると思う」と中山助手は意気込んだ。
ファン投票では昨年の覇者ゴールドシップに続く堂々の2位。「G1馬でもないのに、そこまでファンに推してもらえるとは…。何とか期待に応えられたら」。オークス(ヌーヴォレコルト)、ダービー(ワンアンドオンリー)、安田記念(ジャスタウェイ)と、ハーツクライ産駒は目下G1・3連勝中。血の勢いにも乗り、初の戴冠を目指す。