【宝塚記念】ジェンティル凱旋V果たす
「宝塚記念・G1」(29日、阪神)
一段とたくましさを増した姿をアピールしたい。ジェンティルドンナが昨年3着のリベンジを狙う。「昨年はレースの約5週間前に帰厩して調整。今年はもっと早く帰ってきたので、その分、多く乗り込めましたからね。今年の方が状態はいい」と日迫助手は仕上がり具合に胸を張った。
昨年2着に惜敗したドバイシーマクラシックで、今年は完勝を演じた。「(2走前の)京都記念は結果(6着)としては残念だったけど、折り合い自体はついていた。内容的には良かったと思う。続くドバイでもカイバをしっかりと食べていたし、心身ともに成長している」。1週前追い切りでは栗東坂路で4F51秒0の好時計をマーク。臨戦過程は昨年以上だ。
勝てば、獲得賞金は15億円を突破。テイエムオペラオー、オルフェーヴルに次ぐ歴代3位に浮上する。「今年は何とかして勝ちたい」と仕上げ人は意欲十分。持ち前の切れ味で凱旋Vを果たす。