【新馬戦】ティルナノーグ非凡な加速力

 「新馬戦」(29日、阪神)

 早くも陣営期待の素質馬が登場だ。ティルナノーグ(牡、父ディープインパクト、栗東・松永幹)が29日阪神5R(芝1800メートル)でデビューする。鞍上は武豊。「ストライドが大きく、滞空時間が長い。きれいな走りをしますね」と井上助手は父譲りのフットワークに目を細めた。

 完成度は極めて高い。栗東CWで行われた1週前追い切りは、レデントーレ(3歳500万下)を1秒差で追いかける形からスタート。軽く仕掛けられると反応良く加速。ゴール前ではあっという間に抜き去り、半馬身先着した。タイムは6F82秒8‐39秒3‐12秒5。「こちらが要求することを、すぐにやれる。今のところ何の注文もつかない」と仕上げ人は胸を張る。

 昨年のキズナ、今年のワンアンドオンリーに続く“ノースヒルズ軍団”のダービー3連覇の期待がかかる逸材。「社長(オーナーの前田幸治氏)も、そうおっしゃっているみたいですね。とにかく、無事に走ってほしいです」。まずはきっちりと初戦をモノにしたいところだ。

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