【新馬戦】タンタアレグリア王道第一歩

 「新馬戦」(6日、福島)

 厩舎ゆかりの血統馬が、6日福島5R(芝1800メートル)で初陣を迎える。タンタアレグリア(牡、父ゼンノロブロイ、美浦・国枝)は異父姉がパララサルー。12年アネモネSなど6戦4勝の好成績を収めた。

 タンタも素質では引けを取らない。460キロと均整の取れた馬体、良質な筋肉がひと際目を引く。国枝師は「格好は姉に似ていないけどね。ダッシュが利かない点は一緒かな。しまいだけの競馬になるんじゃないの」と能力の高さを保証。「走りが軽くて、いいモノはありそう。大跳びだから中距離タイプだろうね」とクラシックの王道路線を歩ませる方針だ。

 既に併せ馬を6本消化し、上々の動きを披露。「タイプ的には東京のような直線の長いコースがいいんだろうけど。まあ、ここでどういう競馬を見せるか楽しみにしているよ」。小回りの福島コースであっさりVを決めるようなら、夢は大きく膨らむ。

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