【スパーキングLC】ガガ重賞初制覇
「スパーキングレディーC・Jpn3」(2日、川崎)
武豊騎乗で3番人気のサウンドガガが好スタートで逃げ切り、1分39秒4のタイムで優勝。重賞初挑戦であっさりタイトルをもぎ取った。直線で外から迫ったカチューシャが首差2着で、JRA勢がワンツー。3着には浦和のマイネエレーナが食い込んだ。
名手・武豊による絶妙のエスコートで、また1頭のニューヒロインが誕生した。重賞初挑戦だった3番人気のサウンドガガが、鮮やかな逃げ切りで、初タイトルを獲得した。
抜群のスタートを切ったユタカ&ガガのコンビは、すんなりとハナへ。そのまま道中を軽快に逃げると、直線では二の脚を繰り出して完勝。4番手から迫った三浦皇騎乗のカチューシャを危なげなく封じた。武豊は先週の帝王賞に続き、南関東2週連続V。「道中の手応えからこれならと思っていたが、ギリギリ辛抱してくれましたね」と相棒をたたえた。
指揮官は鞍上と同じ栗東の佐藤正雄師。「ここに集中していたので、まだ次は…。JBCスプリント(11月3日・盛岡)は視野に入れたい」。大目標を掲げ、勢いを感じさせる陣営の今後から目が離せない。