【JDダービー】ハッピー3冠へ好調
「ジャパンダートダービー・交流G1」(9日、大井)
南関東3冠制覇の偉業に挑むハッピースプリントの最終追い切りが4日、大井競馬場で行われた。
前回の東京ダービー前と同様に、ハッピースプリントはダクで体をほぐした後、5Fで1秒以上先行する未格付け3歳2頭を追いかける形でスタート。直線に入って仕掛けると、100メートル手前で2頭を捕らえ、鞍上・吉原寛のムチに応えて最後は4馬身近く離した。
雨天でかなりハードな直前リハとなったため、森下淳師は「予定より全体で2~3秒ぐらい速い時計となってしまいましたね。この後、疲れをとって万全の態勢で出走させるよう努めます」と慎重な姿勢。吉原寛は「前を捕らえる気持ちが強いので、テンからハイラップになりました。引き揚げてきてからの歩様のバラつきがなくなった」と相棒の成長に手応えを感じていた。