【七夕賞】マデイラ先行策で重賞初Vだ

 「七夕賞」(13日、福島)

 マデイラが得意の先行策で巻き返しを狙う。昇級初戦の前走は、スムーズに前に行けず、馬群で折り合いを欠いて15着と大敗。佐藤助手は「自分の形でなければ、(騎手と)大げんかして終わってしまう。ああなると制御も利かないね」と振り返る。

 年明け初戦の500万下を快勝すると、3走前の1000万下、準オープンと連勝してオープン入りした。「もともと新馬勝ちをしたように、素質を感じていた。少しお利口さんになったことで、成績が安定しだした」と分析する。

 荒川厩舎は目下21勝(6日終了時点)。既に昨年の勝ち星(19勝)を上回り、全国リーディング7位と好位置につけている。厩舎の勢いに乗って、夏のみちのくで重賞初Vを決める。

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