【七夕賞】ラクリマ軽快な動き披露
「七夕賞」(13日、福島)
目下の充実ぶりならトップハンデタイの58キロも関係ない。マイネルラクリマは9日、七夕賞連覇へ向けて、美浦Wで軽快な動きを披露し、5F69秒6‐39秒8‐13秒2をマークした。
先週の土曜日(5日)にビシッと追って同6F83秒6をマーク。実質の本追い切りは完了済み。今週は単走でサラッと流す程度だったが「予定通りの調整で、仕上がりは上々」と上原師は順調な仕上がりにご満悦だ。
着地検疫もあった、香港遠征明けの前走・エプソムCは入厩してから10日でレースに出走。満足のいく仕上がりではなかったものの、頭差2着と力は十分に示した。
中1週で宝塚記念出走の可能性もあったが、無理をせずここを目標に切り替えて調整。そのかいあって今回は「前走と比べてかなりの上積みが見込める。状態の良さで、斤量も克服できれば」と57キロを背負い、2馬身半差の完勝を決めた昨年に続く連覇へ期待を寄せる。〈2・1・0・0〉と得意の福島10F戦。陣営は自信満々に送り込む。