【函館2歳S】皇成リーディング獲得だ
「函館2歳S・G3」(19日、函館)
自身初の函館リーディング獲得へ、三浦皇成騎手(24)=美浦・鹿戸=がラストスパートをかける。
先週終了時点で11勝を挙げてトップを走る三浦。これに2年連続を狙う岩田に、菱田、柴山が2勝差の9勝で続き、最終週のリーディング争いは激しくなること必至だ。
三浦にとって函館は相性のいい舞台だ。ルーキーイヤーの08年から参戦し、18勝を挙げていきなりリーディング3位と健闘した。09年はスタンド改築で開催がなく、10年は自身の英国遠征で不参加だったが、11年・13勝=3位、12年・12勝=2位。昨年は14勝で7位と、毎年のように存在感を示している。
土曜メーン・函館2歳Sでは、デビュー戦Vに続きアンブリカルとコンビを組む。「終始、楽でした。二の脚も速くて余力がかなりある感じ。スローペースだったので、時計は十分詰められるでしょう」と重賞獲りも視野に入れる。「リーディングは意識せず、自然体で乗らせてもらいます。平常心で乗って、結果的についてきてくれたら、うれしいですね」。今週もコーセイから目が離せない。