【アイビスSD】フォーエバー闘魂リハ
「アイビスSD・G3」(8月3日、新潟)
昨年の2着馬フォーエバーマークが30日、美浦芝で切れのある動きを見せた。単走で4F53秒3‐39秒3‐11秒8をマーク。直線は馬なりのまま鋭い伸び脚を発揮した。矢野師は「先週にしっかりとやって、きょうの動きも良かった。使いつつ調子を上げている」と出来の良さを強調した。
この一戦にかける意気込みは並々ならぬものがある。サマースプリントシリーズ制覇のため、昨秋のスプリンターズS(16着)後はじっくりと休養して態勢を整えてきた。「オーナーと相談して、早くからこのシリーズを目標にやってきた」。ひと叩きされた前走の函館スプリントSで5着。「今回が正念場になる」と力を込める。
現時点で9位タイ。このあと連覇を狙うキーンランドC(8月31日・札幌)が控えてはいるが、重要な一戦には違いない。「直線競馬の方がいいタイプだけに、何とかしたい」とVを意識する。昨年のリベンジを果たし、シリーズチャンピオンの座をグッとたぐり寄せる構えだ。