【アイビスSD】ソニック高速ラップ
「アイビスSD・G3」(8月3日、新潟)
30日の栗東坂路でアースソニックが躍動した。急勾配のラスト2Fからアクションを起こすと12秒1‐12秒8。高速ラップで駆け上がり、重賞ウイナーの片りんを見せつけた。
「プチ放牧の効果でいい動きでしたね」と白倉助手。前走の函館スプリントS6着後、鳥取県の大山ヒルズでリフレッシュ。追い出してからの反応は実に力強いものだった。
舞台は2走前と同じ“千直”。「せっかく外枠が当たったのに、初めての直線競馬に戸惑って、位置取りが思ったより後ろになってしまった」。それでもトップハンデの57キロを背負いながら、勝ったセイコーライコウ(55キロ)とは0秒2差。別定戦の今回はともに56キロだ。「直線競馬も2度目だし、経験した上積みがある」と力が入る。昨秋の京阪杯以来のタイトル奪取で、スプリント王候補へ名乗りを上げる。