【オート】船橋オート15年度で廃止へ
船橋オートレース(千葉県船橋市)が、売り上げ減などによる低迷の影響を受け、2015年度までで廃止される方向であることが4日、明らかになった。
関係者によると、レースを施行する千葉県と船橋市が、売り上げの減少が続く中で、さらにスタンドやコースの改修工事などにかかる費用を今後も捻出していくことは困難と判断。廃止の方針を固めた。
選手会側も出席して開かれる7日の小型自動車競走運営協議会で廃止が正式決定される見込み。
施行者でもある船橋市オートレース開催執務委員長の浅見竜夫氏は「一部報道で廃止決定とありましたが、現状は廃止も含めて検討中という段階です。7日の運営協議会を経て、12日に記者会見を行います」と説明した。また選手会船橋支部長の永井大介は「選手会から相応の支援金を捻出するなど、何とか存続させたいと頑張っているときに、廃止決定なんて、とても納得できるものではありません」と話した。
オートレースは船橋のほか川口、伊勢崎、浜松、山陽、飯塚で開催されている。