【札幌記念】ゴールド始動戦へ調整順調
「札幌記念・G2」(24日、札幌)
宝塚記念史上初の連覇を飾ったG1・5勝馬ゴールドシップが6日、好気配をアピールした。始動戦の札幌記念に向けた2週前リハは、栗東坂路を単走。終始、馬なりだったが、ラストは全身を使って力強く伸び、4F53秒9‐38秒5‐12秒5。須貝師は「楽に上がってきたし、良かった。すごく雰囲気がいい。宝塚記念のダメージもない」とうなずいた。
7月30日に帰厩し、現在の馬体は約520キロ。「最高でしょ、少し余裕があって。輸送を入れたら、きっちりとレースまで持って行けそうだね」と笑顔を見せた。7日に函館競馬場に向けて出発し、8日に現地に到着。13日の1週前追い切りには、前走後初めて横山典が騎乗する予定だ。
また、僚馬のジャスタウェイとともに挑む凱旋門賞・仏G1(10月5日・ロンシャン)の現地での受け入れ先が、昨年のキズナと同じパスカル・バリー厩舎に決定。大一番に向けた準備も着々と整ってきた。