【関屋記念】ダノンシャーク3勝目へ
「関屋記念・G3」(17日、新潟)
主役は重賞2勝、G1で3着2回の実績馬ダノンシャークだ。安田記念4着後はここを目標に定め「夏競馬からの始動は初めてだけど順調」と大久保龍師は出来に太鼓判。3つ目のタイトル奪取で秋の大一番につなげる。
大挙参戦するのがシリーズ初戦の中京記念組。2番人気で8着に終わったクラレントは「最内枠も響いて終始馬場の悪い部分を通らされた」と橋口師は道悪を敗因に挙げる。3着マジェスティハーツはいったん先頭に立ち、見せ場は十分。「マイルなら折り合いの心配はない。好勝負になる」と松永昌師は強気で、Vならシリーズ制覇も見えてくる。
エキストラエンド、サトノギャラントといった面々は高速馬場&外回りの設定がいかにも合いそう。長期休養明けの前走を快勝したミトラに、96年エイシンガイモン以来の3歳馬Vを狙うタガノブルグ、ショウナンアチーヴも注目が必要だ。