【関屋記念】クラレント軽快な脚さばき
「関屋記念・G3」(17日、新潟)
軽快な脚さばきで好気配を伝えた。クラレントの最終リハは13日、助手が騎乗して栗東坂路でレッドシェリフ(6歳500万下)と併せ馬。僚馬には体重の軽い小牧が乗っていたが、格の違いは明らかだ。気合をつけられると俊敏に反応。背中のステッキが抜かれることがないまま、4F53秒0‐38秒3‐12秒6で1馬身半先着した。
橋口師は「理想通りの調教。体調は変わりない」と力を込める。ここ2走は重賞2勝を挙げるなど得意とする左回りのマイル戦だったが、10、8着と連敗。「雨や馬場に尽きる。体調が悪いわけじゃない」と悲観はしていない。サマーマイルシリーズ制覇を狙うには落とせない一戦に「今回は結果が欲しい」ときっぱり。重賞4勝の実力馬が、夏の越後路で再び上昇気流に乗る。