【関屋記念】1番人気シャーク悔し2着
「関屋記念・G3」(17日、新潟)
結果は悔しい2着でも、底力はアピールした。1番人気のダノンシャークは3番手追走から直線半ばで抜け出しを図ったものの、最後はクラレントにねじ伏せられる形で半馬身差の惜敗。それでも休み明け、初の夏場出走で58キロを背負っていたことを考えれば悪い内容ではない。内田博も「いい位置につけられたが、最後は斤量差が出たのかも。地力は見せてくれた」と悲観はしていなかった。
「小柄な馬が重い馬場でよく頑張った。(勝ち馬とは1キロの)斤量差もあったからね」と大久保龍師にも気落ちした様子は見られない。今後は富士S(10月25日・東京)からマイルCS(11月23日・京都)へ向かう予定。昨年の安田記念とマイルCSでともに3着の実力馬。この秋こそはG1タイトルをものにしたい。