【札幌記念】ヘイロー連覇仕上げ

 「札幌記念・G2」(24日、札幌)

 昨年の再現を狙う。連覇のかかるトウケイヘイローは20日、函館Wで単走追い。馬なりで5F70秒6‐41秒5‐13秒0をマークした。動きを確認した清水久師は「栗東でやってきているから、こんなものでいい。体にも張りがあるし、追ったあともケロッとしている」と力強くうなずく。

 先週までに栗東で乗り込み、16日に函館入りしたばかり。「ある程度仕上げて移動するのがこの馬の形。予定通りですよ。満足のいく仕上げになりました」。海外遠征時と同じ調整方法に、自信の表情をのぞかせた。

 函館で行われた昨年の札幌記念は6馬身差の圧勝劇を演じた。「コーナー4つの2000メートルは結果を出している」と歓迎。今年は海外遠征明けとなるが「函館記念に使えないことはなかったけど、今の出来を思うと、使わないで正解だった」とイメージ通りの仕上げに胸を張った。

 これまで3度の海外遠征を経験した。指揮官は「肉体面や精神面で強くなった」と目を細める。

 今回もレースの主導権を握る構えだ。「抑えて落ち着く馬じゃないし、邪魔をされても行く」。国内外問わず、崩さなかった自らのスタイル。今年もハナは譲らない。

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