【北九州記念】リトルゲルダ重賞初V
「北九州記念・G3」(24日、小倉)
最内枠から発進したリトルゲルダは好位のインから馬込みをすり抜け、直線入り口では先行馬を射程圏に入れた。粘る2着馬を鼻差かわして重賞初V。丸田は10年の福島記念(ダンスインザモア)以来の重賞制覇だ。
「荒れた馬場なのに、馬がハミをくわえて進んでいって、ボクはそれに合わせていただけ」と鞍上は謙虚に話すが、位置取り、仕掛けのタイミングは起用した鮫島師が思い描いていた通り。「うまく乗ってくれたね」と手放しで喜ぶ好騎乗だった。
次戦は強敵が待ち受けるセントウルS・G2(9月14日、阪神)。「次はもっと良くなるよ」と、トレーナーは12年のパドトロワに続くサマースプリント制覇へ野心満々だ。