【園田CC】クリスタルボーイ圧逃V
「デイリー賞・園田チャレンジカップ」(5日、園田)
ペースを握ったクリスタルボーイがラッキーフラワーの追撃を振り切って逃げ切り勝ち。断然の1番人気に応えるとともに、7月のサマーカップ(笠松)に続き、重賞2勝目を挙げた。
単勝1・3倍。愛知のクリスタルボーイが堂々と押し切った。絶好のスタートを切ると、すんなりと主導権を握る。勝負どころから後続が迫ってきたが、脚色は鈍らない。セーフティーリードを保ったまま、ゴール板を駆け抜けた。
戸部尚は「スタートして出方をうかがったが、来ないのでハナに立った。道中も絶好の手応えで、余裕十分だった」と満面の笑み。「行きっぷりも良かったが、後ろから来る気配もなかった。コーナーワークでかぶせられると嫌気を出すタイプ。それもなかったので楽だった」とレースを振り返った。
川西毅師は「自在性が出てきてしぶとくなった。次走は東京盃(大井・10月1日)に挑戦する」と先を見据えた。2回目の重賞Vを手土産に勇躍東上する。