【セントウルS】アマポーラ不安なし
「セントウルS・G2」(14日、阪神)
しっかりと態勢は整った。トーホウアマポーラの最終リハは10日、栗東坂路で単走。序盤は意識的にゆったりと入り、徐々にスピードを上げる。外ラチ沿いをぶれることなく登坂。楽な手応えで4F55秒8‐40秒2‐12秒7を計時した。
唐津助手は「しまい重点でやりました。先週、いい形で併せ馬ができて、もう息もできていますからね」と及第点を与える。CBC賞で重賞初制覇。予定していた北九州記念を右前挫石で回避したが「症状はひどくなかったし、使おうと思えば使えるくらいだった。その後は無事に来たし、大丈夫と思っている」と言い切る。
普段の運動でも逍遙馬道を使用することで力がついた。「以前、ハクサンムーンに負けて(12年出石特別3着)いるし、そのあたりとどこまでやれるかですね」。サマースプリントシリーズ制覇の可能性は残されている。新たな勲章を手土産に、G1の大舞台へ駒を進める。