【セントライト記念】ラグーン師手応え
「セントライト記念・G2」(21日、新潟)
来年2月いっぱいで定年を迎える大久保洋師が迎える最後の秋。花道を飾る金星を託しているのがショウナンラグーンだ。淀の大舞台を前に、前哨戦から気合が入っている。
「菊花賞(10月26日・京都)がもちろん最大目標だが、その前に1回使いたい。上手な競馬ができるか、試金石になる」
ダービー6着後は涼しい函館で英気を養った。美浦帰厩後は坂路とWで乗り込みは順調だ。「いくらか重いのか立派に見えるが、トモがしっかりしてたくましさが出てきた」と成長に手応えを感じている。
セントライト記念を勝てば83年のメジロハイネ以来31年ぶり2度目の勝利となる。名伯楽は「菊花賞の後?府中の2400(ジャパンC)も中山の2500(有馬記念)も全部使う。オレが最後だから」と意欲を示した。