【セントライト記念】インパクト順調
「セントライト記念・G2」(21日、新潟)
久々を感じさせなかった。ワールドインパクトは17日、栗東CWで併せ馬。外のクラリティスカイ(2歳未勝利)には2馬身後方から追い掛けた分もあり首差遅れたが、半馬身追走した内のムスカテール(6歳オープン)には半馬身先着し、6F81秒1‐39秒0‐12秒7をマークした。横山典はこの日が初コンタクト。「いい馬でしたよ。本番を見据えてのレース。勝つことが一番だけど順調に使えることが何より」と納得の表情を浮かべた。
「春は緩かった体が、今は締まっている」と、ひと夏での成長に力強くうなずいたのは友道師。「きょうも右手前で走っていたし、左回りはいい」と初コースも歓迎する。
本番ではダービー馬・ワンアンドオンリーの手綱を取る横山典だが、そこは“仕事人”。前哨戦で結果を出し、岩田へバトンを渡す構えだ。