【ローズS】サングレアル能力信じる
「ローズS・G2」(21日、阪神)
オークス7着以来のサングレアルは馬体維持を念頭に置いて、札幌と栗東で十分に乗り込まれてきた。17日、栗東CWの最終追い切りは3頭併せで6F84秒7‐39秒7‐12秒3。先に抜け出したアルバートドック(2歳新馬)には1馬身遅れの形となったが、道中は我慢が利き、グレートアイランド(3歳未勝利)に先着を決めた反応のいい動きは好仕上がりをアピールするものだ。
「状態は悪くないと思う」と松田博師。前走は14キロの馬体減が影響して不発に終わったが、久々のフローラSで直線一気を決めたように能力は高い。「帰厩した時はふっくらとして良かったが、乗り込むとやっぱり減ってしまう」と成長途上なのは確かでも、「能力はここでも上だと思っている」と言い切る。異父姉にブエナビスタを持つ血統馬が、樫の女王と2歳女王を自慢の末脚でのみ込むか。