【新馬戦】黄金配合のレッドメアラス
「新馬戦」(20日、阪神)
“黄金配合”の先輩を追ってデビューする。土曜阪神5R(芝1600メートル)のレッドメアラス(牝、栗東・須貝)は父がステイゴールド、母の父にメジロマックイーン。同厩のゴールドシップやG1・6勝馬オルフェーヴルと同じ血統背景を持つ。凱旋門賞に出走するゴールドシップが連日新聞をにぎわしている状況とあって「この馬だと紙面もつくりやすいですよね」と榎本助手は笑みを浮かべる。
無論、話題だけではない。7月下旬から入念に調教を消化し、17日の栗東坂路の最終追いではローズSに出走するG1馬レッドリヴェールとスパーリング。1馬身遅れたが、4F52秒6と自己ベストを計時した。「うちの厳しい攻めにも耐えてきた。態勢は整っていますよ」と仕上がりに太鼓判を押す。
460キロと均整の取れた馬体。乗り味は抜群に良く「乗った人がみんな褒めてくれるんです」と非凡なバネが魅力だ。力勝負の阪神マイル戦で、豪快に伸びるシーンが目に浮かぶ。