【スプリンターズS】リチャード遅れた
「スプリンターズS・G1」(10月5日、新潟)
精彩を欠いた。高松宮記念の覇者コパノリチャードは24日、栗東坂路でマイネルアイザック(5歳1600万下)と併せ、4F51秒4‐38秒6‐13秒6。またがった浜中が気合をつけるも、僚馬をかわすどころかラストはバタバタになり、2馬身の遅れを取った。鞍上は「息遣いが…。このひと追いで良くなってくれれば」と変わり身に期待を込めたが、久々の不安は拭い切れない様子だ。
一方で宮師は「(追い切りの)見た目は悪かったが、相手も動く馬。問題ない」と意に介していなかった。前走の京王杯SCは1番人気を背負いながら7着。「前走は距離もコース形態も合わなかっただけ。今回も同型はいるが、ハナを主体に考えたい。もまれない競馬を」。春秋スプリントG1連覇に向け、師は改めて意欲を示していた。