【新馬戦】ドゥラメンテ仕上がり万全
「新馬戦」(12日、東京)
昨年のスプリンターズSで5着したアドマイヤセプターの全弟ドゥラメンテ(牡、父キングカメハメハ、美浦・堀)が12日東京5R(芝1800メートル)で初陣を迎える。
母は03、04年とエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴ。その母は96年オークス、97年天皇賞・秋を制したエアグルーヴという、素晴らしい血統背景の持ち主だ。
3週続けて美浦Wで併せ馬を敢行し、仕上がりも上々のようだ。1週前の2日も2馬身先行からラスト1Fで一杯に仕掛けられると、5F67秒4‐37秒5‐12秒8の文句なしの動きで、僚馬を一気に突き放した。
最終追い切りを木曜に控えているが、「ここまで順調にケイコを積めているし、血統的にも注目されている馬ですからね。能力的にも(初戦から)勝ち負けになると思います」と橋本助手も力を込める。期待の良血馬が、秋の府中でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。