【新馬戦】クライミングローズ初陣Vへ
「新馬戦」(13日、京都)
良血馬クライミングローズ(牝、父マンハッタンカフェ、栗東・角田)が13日京都4R(芝1600メートル、牝馬限定)でデビュー。武豊とのコンビで初陣Vを狙う。「体も息もできている。バランスのいい馬。(武豊)ジョッキーが“いい心臓をしているし、母に似ている”と言ってくれているからね。楽しみ」と角田師は期待を込める。
母は昨年のダービー馬キズナの半姉で、98年桜花賞と秋華賞、00年エリザベス女王杯を制した名牝ファレノプシスだ。桜花賞や秋華賞で手綱を取った武豊は2週前、先週と追い切りに騎乗して感触を確かめた。「ファレノプシスも調教は目立たなかったけど、母に似ている。強めに追ったし、初戦からやれるんじゃないかな」と実戦を心待ちにする。
G1・3勝馬の子からまだ活躍馬は出ていない。1000万下クラスが最高(3頭)で、オープン馬はいない現状に、「そろそろいい馬が出てほしい」と武豊。いよいよ大物輩出となるか。