【毎日王冠】ウインマーレライ好調
「毎日王冠・G2」(12日、東京)
スプリンターズSをスノードラゴンで制した高木厩舎が、余勢を駆って3歳馬ウインマーレライを送り込む。「初の古馬相手でも、距離適性を重視した。楽しみにしている」と高木師の鼻息は荒い。
8日の最終追い切りは美浦Wで僚馬マイネルフロスト(3歳オープン)との併せ馬。0秒6追いかける形でスタートし、直線では内へ。楽な手応えのままゴール板を駆け抜けると、5F70秒0‐40秒2‐12秒4のタイムで併入に持ち込んだ。
手綱を取った松岡は「休み明けにしては上々の動き。距離は1800メートルまでなら大丈夫だけど、折り合いに注意したいね」と笑顔を見せると、「前走のラジオNIKKEI賞を勝った時のイメージで騎乗したい。前々で流れに乗って粘りたい」と気合を入れた。2週連続重賞Vを狙う高木師も「この中間はカイバをしっかり食べているし、ひと夏を越してパワーアップしている。結果次第では今後のローテの幅が広がるね」とニヤリ。勢いに逆らってはいけない。