【菊花賞】軽快オンリー4F52秒5
「菊花賞・G1」(26日、京都)
神戸新聞杯を制したダービー馬ワンアンドオンリーが16日、栗東坂路で熱のこもった併せ馬を敢行。攻め駆けするグレイスフルリープ(4歳1600万下)を相手に激しい競り合いを繰り広げると、4F52秒5-39秒1-13秒4のタイムで併入した。
これを見届けた橋口師は「想定通りの動きだった」と満足そうな笑みを浮かべた。来週、主戦の横山典が騎乗する最終追い切りを消化すれば、きっちりと出走態勢が整う。
2着馬に頭差の前走だったが、世代の頂点を極めた底力の違いをまざまざと見せつけ、最後までリードを守り抜いた。「今回もダービー馬らしい競馬をしてくれれば、自然と結果はついてくるよ」と泰然自若のトレーナー。ラスト1冠奪取へ、限りなく視界は良好だ。