【天皇賞】フェノーメノ連覇へ視界良好
「天皇賞(秋)・G1」(11月2日、東京)
春秋盾連覇を目指すフェノーメノが素晴らしい動きを披露した。帰厩後は美浦Wで追い切られてきたが、23日はPに変更。「雨の影響でWは馬場が悪そうだし、左回りで追いたかったからね」と戸田師は説明する。
主戦の蛯名がまたがり、僚馬アンスポークン(5歳500万下)を6Fで0秒7追走。残り1Fでゴーサインが出されると一気に2馬身突き放し、6F79秒1-37秒9-11秒7をマークした。
鞍上は「しまいはしっかり追った。Pでは動いて当たり前だが、ここまで余裕を持って調整できているのがいいね」と好感触。トレーナーも「同じ休み明けでも、テンションが高く、目方も大きく減っていた今年の日経賞時とは明らかに違う。鉄砲も走るタイプで、問題はない」と力を込める。連覇&3つ目の盾Vという偉業へ、視界は良好だ。