【天皇賞】フラガラッハに松永幹師自信
「天皇賞(秋)・G1」(2日、東京)
最高峰のG1舞台とあって、相手が強いことは百も承知。だが、愛馬フラガラッハの出来には自信を持つ。松永幹師は10月31日朝、栗東CWを軽く流す姿を双眼鏡で確認すると「ホント、調子がいいから」と胸を張った。
昨年9着に敗れたレースだが、今年は臨戦過程に変化を加えて挑む。「去年はマイルばかり使ってきての2000メートルで戸惑いもあった。でも、この1年は中距離ばかり使ってきたからね。全然違う」。ただ、一方で気になるのは下り坂の天候だ。「心配なのは雨だけ。みんなよりもいい脚を使える馬だけど、ちょっとでも馬場が軟らかいと滑るから」と恨めしそうにした。