【エ女王杯】グレイスフラワー開花宣言

 「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都)

 スプリンターズSのスノードラゴン、秋華賞のショウナンパンドラ、菊花賞のトーホウジャッカル、そして天皇賞・秋のスピルバーグ。今秋、ここまで行われたG1・4戦の勝ち馬は全て重賞未勝利馬。このトレンドはグレイスフラワーにとって心強い材料だ。

 11日朝は美浦坂路で調整し、翌日の追い切りに備えた。「変わらず順調です。カイバ食いが良くなり、思うような調教ができるようになった」と宗像師。「安定感が出てきた」と今回も体調面に不安はなさそうだ。

 G1の中でも重賞未勝利馬が勝ちやすいことで知られるエリザベス女王杯。古馬との混合戦になった96年以降、97年エリモシック、06年フサイチパンドラ、09年クィーンスプマンテ、12年レインボーダリアの4頭が重賞未勝利の身で制している。

 グレイスは重賞初挑戦となるが、目下2連勝中と勢いに乗っている。「前走を勝った後、みんなで相談して出られるなら出ようと決めた」と指揮官。「準オープンを勝っていきなりG1になるが、気楽な立場なので頑張ってほしい」と無欲の挑戦で大金星を狙う。

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