【ボート】寺田千恵&水口が一歩リード
「レディースチャレンジカップ・G2」(25日開幕、下関)
グランプリへ、そしてクイーンズクライマックスへの最終決戦となる「SG第17回チャレンジカップ」、「G2レディースチャレンジカップ」が25~30日にかけてボートレース下関で行われる。シリーズの開幕に先駆けて、大会名通りに“チャレンジ”に臨む選手を注目レーサーとしてクローズアップした。
女子はエンジンの2連対率33位以下の20機を使うことが決まっているため、機力的には大きな差はなさそうだ。そうなると下関を得意としている選手がシリーズを引っ張っていきそうだ。
注目は10年下関で行われたG1・女子王座決定戦(レディースチャンピオン)を制した寺田。今年はV3に加え、三国で行われたレディースチャンピオンも優出2着。賞金ランキングも3位と好調。下関との相性も抜群で実績を素直に評価したい。
そのレディースチャンピオンでG1初制覇を成し遂げ、現在賞金ランキング1位の水口もプレミアムG1連覇に意欲をみせる。
この2人に迫るのが、賞金ランク2位・平高、4位・平山、そしてベテラン5位・日高だ。夏以降3優出V2と好調の岸、直前の蒲郡で優勝を飾った鎌倉、今年V5の海野も虎視たんたん。
今回がクイーンズクライマックスの勝負駆けとなる13位以下の選手も見逃せない。優勝すればベスト12入り=クイーンズクライマックス出場がかなう。4月のプレミアムG1・マスターズで優勝戦2着に頑張った高橋は現在13位。地元・住之江で行われる年末の大一番出場に向けて特に気合が入る。