【ボート】地元水面の白井気合十分だ
「チャレンジカップ・SG」(25日開幕、下関)
グランプリへ、そしてクイーンズクライマックスへの最終決戦となる「SG第17回チャレンジカップ」、「G2レディースチャレンジカップ」が25~30日にかけてボートレース下関で行われる。シリーズの開幕に先駆けて、大会名通りに“チャレンジ”に臨む選手を注目レーサーとしてクローズアップした。
今年の獲得賞金上位の選手によって争われる大会。いうならば、今年のボートレース界を彩ったメンバーたちが覇を争う戦い。誰が優勝してもおかしくないが、シリーズの中心には地元水面で気合の入る白井、今村の師弟コンビを推す。ボートレースメモリアルで悲願のVを飾り、SG覇者となった白井は、この大会が地元水面で初となるSG戦。それだけに相当な気迫で臨むはず。モチベーションの高さに期待したい。今村は今年のSGVこそないが、2度のファイナル1号艇を手にしたように安定感は抜群。10月の周年でも見事にVを飾っており、地元の下関での存在感は際立つ。
もちろん、今年SG2冠の菊地に、松井、瓜生、池田といった面々もV争いの有力候補。年末を見据えていい流れを引き込みたい思いもあるだろう。
賞金ランクで18位近辺、そしてその下に位置する選手にとってはGP出場を懸けた最後のチャンス。特に地元平和島グランプリを狙う“東都のエース”浜野谷は、気合は人一倍入るはずだ。