【ボート】下関CCカウントダウン3
「チャレンジカップ・SG」(25日開幕、下関)
今年から出場者が12人から18人に拡大されたグランプリ。舞台は00年以来の開催となる平和島。ところが、出場ボーダー近辺にも地元・東京勢の名前がない。東京支部からグランプリ出場をかけた最後の戦いには浜野谷憲吾、石渡鉄兵の2人が参戦する。
平和島でのグランプリに“東都のエース”
浜野谷の名前がないわけにはいかない。ただ18日現在で賞金ランクは32位。グランプリ出場圏内へ押し上げるには優勝しかない。
地元グランプリ出場を励みに戦ってきたが、思うようにリズムに乗れなかったといえる。7月のオーシャンカップ優勝戦2着はあるものの、優勝は4月の平和島のみ。平和島でのG1、2月の地区選、5月の周年は惜しくも準優3着に終わっている。9~10月にはF休みもあり、優出となると8月の江戸川までさかのぼる。
最大目標へ向けての最後のチャンス。チャレンジカップは00年に優勝しており、下関では54周年記念(08年)を制した実績がある。「なるようになりますから」。浜野谷がラストバトルで執念を見せる。