【JC】馬体接触…ハープ不発5着

 「ジャパンC・G1」(30日、東京)

 3歳のヒロインをアクシデントが襲った。普段より前めの12、13番手から運んだ2番人気のハープスターは、3角過ぎで故障して後退するトレーディングレザーのあおりをモロに受ける形に。体勢を立て直して大外へ進路を取ったが、最後は伸びを欠いて5着と、国内戦で初めて連対を逸する結果に終わった。

 「接触して、つまずいてしまった。よく頑張ってくれましたが…。何事もなければいいのですが」。川田は結果うんぬんより、桜花賞馬の状態を気にかける。一方、松田博師は「運も実力のうちだから仕方がない。でも、とりあえずは無事で良かったよ」と語った。

 不利に泣いたことは確か。ただ、上がり3Fはメンバー2位タイの35秒0にとどまったように、切れが物足りなかったこともまた事実だ。あるいは、凱旋門賞(6着)を含めて3戦未勝利の2400メートルが適距離ではないのか。モヤモヤ感を残したまま大一番は終了。今後の予定は馬の状態を見ながら決定される。

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