【カペラS】ダノンレジェンド圧逃V
「カペラS・G3」(14日、中山)
最内枠から好スタートを切ったダノンレジェンドが圧巻の逃走劇を決めた。激しい2着争いを演じる後続を尻目に、余裕しゃくしゃくの5馬身差V。この日初めて手綱を取った丸田は、してやったりの表情で引き揚げてきた。
「前半のペースが速いのは分かっていましたが、最後は遊んで走っていたぐらい。とても強い馬ですね。思い切って行ったのが良かった」。
2走前からブリンカーを着用し、準オープンで鮮やかな逃げ切り勝ちを演じた。昇級初戦の前走オータムリーフSも逃げて5着。今回は12番人気と低評価だったが、見事に重賞初挑戦で勝利を決めた。
次走について、村山師は「根岸S(2月1日・東京)。強い勝ち方だった」と阪神競馬場でコメント。丸田は「きょうは1200メートルでしたが、1400メートルまでなら大丈夫でしょう。次走も乗りたいなあ」とほれ込んでいる様子だった。