【競輪】深谷-浅井で中部勢連覇だ
「KEIRINグランプリ2014・GP」(30日、岸和田)
今年も中部が競輪界の「頂(てっぺん)」を目指す。29日の公開練習で最もアグレッシブな動きを見せたのが深谷知広(24)=愛知・96期・SS=と浅井慶太(30)=三重・90期・SS=だ。フェンス越しを何度も回りファンの大声援を受けると、終盤では全力でもがく場面もあった。
4年連続の大舞台となる浅井は「集中するのはこれから。最終11Rに向けて気持ちを入れていきたい」と、落ち着き払った様子が印象的。長期欠場明けの深谷も「レースを走ってないので調子は分からないが、久しぶりに(公開練習で)お客さんの前で走っていい予行練習になった」と手応えをつかんでいた。
勝てばともに初の頂点となる。昨年の金子貴志(愛知)に続き、グランプリタイトルを中部に持ち帰ることができるか注目だ。