ジェンティル4頭目の複数回受賞

 「2014年度JRA賞」の受賞馬選考委員会が6日、東京都港区のJRA六本木事務所で行われ、引退レースとなった年末の有馬記念で有終Vを決めたジェンティルドンナ(牝6歳、栗東・石坂)が最優秀4歳以上牝馬の座を獲得するとともに、栄えある年度代表馬に輝いた。

 JRA賞は有資格者による記者投票(投票者285人)で決まる。最高票得票数が1/3に満たない場合は選考委員会の審査に委ねられるが、今回は全部門の1位馬が規定の票数をクリア。部門賞受賞馬に選出された。

 昨年は国内でG1を2勝以上した馬が不在。部門によっては票が割れることも予想されたが、得票1位馬は全てが過半数に達した。ジェンティルドンナはドバイシーマクラシック、有馬記念とG1・2勝。特に引退戦の有馬記念で強烈なインパクトを残したことが、代表馬に選ばれる要因になったようだ。

 同一馬の年度代表馬複数回受賞はJRA賞となった87年以降ではシンボリクリスエス(02、03年)、ディープインパクト(05、06年)、ウオッカ(08、09年)に続き4頭目。それ以前(~1971年までは啓衆社賞、72~86年は優駿賞)では、シンザン(64、65年)、ホウヨウボーイ(80、81年)、シンボリルドルフ(84、85年)が2度選出されている。

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