【天皇賞】フェノーメノ復権近し!
「天皇賞(春)・G1」(5月3日、京都)
春盾3連覇へ、フェノーメノが23日、美浦Wで躍動。迫力のある動きで復権近しを大きくアピールした。
1週前追いは前走時と同様、戸崎圭がまたがり感触を確かめた。6Fで僚馬アメリカンウィナー(6歳オープン)を2馬身追走。ダイナミックなフォームを繰り出しながらも終始、落ち着きのある堂々とした走り。4角で外から並びかけた時にグッと気合が乗ると、最後まで楽な手応えで2馬身突き放した。
6F82秒3-39秒6-13秒0のタイムに、戸田師は「年をとって多少ズブい面が出てきたので、1回使った上積みは大きい」と笑顔を見せる。陣営の思惑通りの良化を示してきた。「あとはメンタル面だけ。でもこの時期はいつも調子が良く、今度も期待している」と偉業達成へ力を込めた。