「京極賞・Ｇ１」（１６日開幕、まるがめ）

　まるがめボート「Ｇ１・開設６３周年記念・京極賞」が１６日から６日間にわたって行われる。Ａ１級のレーサーが集結し、迫力あふれるスピードバトルが展開される。

　これまで通算Ｇ１・３勝の実績を残している福田。まるがめでは１１年の四国地区選Ｖを含め、今年の地区選でも優出３着と、走り方、調整を熟知している地元では勝負強さを発揮している。「まるがめではやめておけばいいのに、調整をやり過ぎることも多い」と話すが、それはより良い状態を目指して調整を緩めない姿勢。地元ファンに最高のパフォーマンスを見せるためだ。

　京極賞のタイトルはいまだ手にしていない。それでも本人は今大会もマイペースの姿勢を強調する。「長い間走ってこれまで（京極賞を）獲れていないですからね。それでも準優くらいは乗りたいですね」。まずは準優を目標に全力投球で臨む。目の前のレース、ひとつひとつで結果を出していけば、得意の地元で好結果を呼び込む。