【ボート】メモリアルカウントダウン4
「ボートレースメモリアル・SG」(25日開幕、蒲郡)
愛知県には蒲郡にとこなめと2場あるが、メモリアルの推薦選手をみると“蒲郡組”と“とこなめ組”は明確に分かれている。愛知支部のエース・池田浩二はとこなめ組の代表格。一方の蒲郡組で注目は原田幸哉だ。SG優勝3回の実績を誇り、最近はその輝きが戻りつつある。
F禍などでB級落ちも経験し、記念戦線から遠ざかっているうちに下の世代が台頭。そのスピードにのみ込まれてしまう場面が多かった。地元・蒲郡での実績も赤岩善生に大きく水をあけられた。だが今年は、4月に大村周年を制して2年半ぶりのG1優勝。SGでもオーシャンCは準優敗退ながら、予選5位通過で存在感を見せつけた。
ペラ調整面は問題ない。オールスター(大村)で「SGでは久しぶりの好感触」と話していたが、その流れはグラチャン、オーシャンCと続いている。蒲郡ではナイターSGの地元Vはまだない。その悲願を原田が達成となれば、最高の結末となろう。