【ボート】メモリアルカウントダウン5
「ボートレースメモリアル・SG」(25日開幕、蒲郡)
昨年のメモリアルでSG初優出を果たした谷村一哉。いきなり1号艇という快挙だったが、レースでは白井英治の2コースまくりにのみ込まれてしんがり負けだった。あれから1年。今度こそ、の思いは、肉体面からもハッキリ読み取れる。
プロフィル上の体重は56キロ。昨年メモリアルは52キロ台まで絞って戦ったが、その次の節の戸田一般戦には55キロで登場して未勝利で終了。SG奮闘の面目丸つぶれといった印象でやや体重管理に甘いところを見せていたが、今年は52~53キロで安定している。
「年齢的にも(36歳)レーサーとして後半戦ですしね。思うところがあって、体は絞ってます」
“思うところ”には、昨年の巻き返しとタイトル初戴冠が含まれているのは間違いないところ。山口支部といえば今村豊を筆頭に前出の白井、そして寺田祥が主力を形成。谷村は“山口第4の男”の印象がぬぐえないが、しっかり整えた体でそこからの脱却もアピールしたい。