【ボート】深川 相性抜群!宮島LOVE
「大渦大賞・G1」(29日開幕、宮島)
昨年度に続き鳴門周年は、今年もボートレース宮島で開催。29日から6日間、熱戦が繰り広げられる。初日ドリーム1号艇の池田浩二(愛知)を筆頭に、今村豊、白井英治(ともに山口)、瓜生正義(福岡)、毒島誠(群馬)などSGタイトルホルダーが多数集結。近況好調な市橋卓士(徳島)、昨年度の覇者・市川哲也(広島)ら地元勢にも注目が集まる。
宮島をドル箱水面にしている選手は何人かいるが、深川真二ほど噴かし上げる選手はいない。本当に抜群の相性を誇る。6月のSGグランドチャンピオンは当時3指に入る好素性機をゲット。しっかり調整を合わせて節イチ仕上がりにすると、予選はトップ通過。準優は2着に敗れたが優勝戦は見せ場たっぷりの3着に好走した。
「勝てなかったのはちょっと悔しい…。ただ宮島はいつもいいイメージを持って、レースに行ったら、その通りに進んでくれる。相性はいいですね。ちなみに蒲郡と津だけはダメ(笑)。広島は街も好きですよ」と笑みがこぼれる。
9月から新エンジン(出力低減エンジン)になるが、心配はない様子。「中途半端にいいエンジンを引いたら、思い切って調整できないこともある。だから新エンジンはむしろいいですよ。自分のパターンに持って行きやすいですから。現に多摩川、からつで新エンジンで走ったけど、どちらも自分のパターンに調整をして、しっかりと仕上げることができた」と自信を持つ。
今回の目標はもちろん優勝。「僕はボート界で1番ポジティブだと思う。相性の悪い蒲郡で行われたSGメモリアルはうまくいかなかったけど、悪いことも引きずらない。宮島で走ることは楽しみにしています。いい結果を残せるように頑張ります」と好走することを宣言した。